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2026年6月 9日 (火)

極私的挿画集を作ってみようかと

だいたい20年ほど前、個人的には50才になったあたりに、このブログのようなものを書き始めたんですが、のようなものと云うのは、ほとんど月に1本書くか書かないかくらいのペースなもので、ブログと云って良いのかどうかみたいなことでしたが。
ただ、何本か書いてるうちにちょっと面白くなったところもあって、途中でやめることなく続けてたんですね。なにしろ根が飽きっぽいものですから、継続するということが苦手で、ともかく何年もやめないで続いているのは、これくらいのものです。気が付いてみると、かれこれ20年、本数にすると200本くらいになっておりました。
まあキリも良いところだし、そろそろやめるかなとも思ったんですが、こうなってくると日々の生活のリズムに組み込まれて習慣になってもいて、どうしたもんかなと思ってます。
そういえば 8年くらい前に、このブログを面白がって読んでてくれた、会社の後輩のミナミさんが30本ほどを選んで、文庫サイズの本にしてくれたことがあったんですが、それが意外と面白い紙の本になったんですね。考えてみると、それ大変な手間だったわけで、えらく感謝しているんですが。
そんなこともあって、それからまた溜まってもきたし、また何か紙の本を作ってみたいかなと、思ったわけなんです。ただ、200本は結構な量だし、何本か選ぶにしても迷うし、で、ちょっと思いついたのが、毎回いたずら書きで書いてる挿絵だけ集めて、文庫本サイズで1冊の本にしてみたらどうかなということなんですね。言ってみれば、この膨大な200本のデータの目次本のようなもんですが、この本からブログに飛べるようにもしようかと。
そもそもこのブログも、どなたかに読んでいただくためというよりは、自分自身の記録のようなもんで、これからやろうとしてることも、あくまで個人的にやってることで溜まったものがなんか別の形になったら面白いんじゃないかと思ったわけです。
そこで、昔一緒に仕事してたアートディレクターのコマツザキさんに相談して、なんとなくのブックデザインは始めていただいておりまして、「極私的挿画集」が出来ていくのをワクワクして待つところであります。昔なじみということで、なんだか巻き込まれることになるコマツザキさんにとっては、迷惑なことですが、ご勘弁を願います。
 
遡りますと、このブログを最初に書いたのは、2004年の3月でして、そのころ長いこと仲間で根城にしてた六本木のBar「バルコン」が突然閉店してしまった事件があって、それがネタでしたが、その時の挿絵はそのBarで死ぬほど飲んだバーボンのI.W.ハーパーの絵でした。
今回、何の絵を書こうかと思ったんですけど、ついこの前、呼んでもらって行ったキャンプのことを思い出したもんで、スプーン山荘の絵です。

Mountainvilla2


この山荘は10年近く前に、私たちの会社で南アルプスに建てた森の中の山小屋なんですけど、会社の施設として、みんなで遊んだり、集ったりして活用してまして、最高に気分の良い場所なんですね。

何んでこんなところに会社の山荘があるのかとか、そこで何をしてるのかとか、いろいろあるんですが、今ここに至る経緯というのがあります。
もともと会社を創業して間もない頃に、この南アルプスのあたりで必ずロケをする仕事がありまして、その仕事は何年も続き、この辺りのことに妙に詳しくもなり、そのうちにこのロケ場所の近くで社員旅行キャンプもやるようになったんですね。キャンプ好きな主要メンバーがいたのも確かなんですが、もともと集まって飲んだり食ったり作ったりするのが好きな連中ではあり、何度かキャンプをするうちに、ここに自分たちの山荘とかあれば良いねという話があり、普通は話だけで終わるんだけれど、真顔で建ててしまったというお話なんです。
でも、こういう基地ができると、いつでも大人数でも少人数でも行けるようになったし、
やはり、森はいいなあ、焚き火はいいなあ、という幸せが身近ではありますな。

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